乳酸菌 | 代謝によりブドウ糖や乳糖を分解して主に乳酸を生成する細菌類の非学術的な総称。様々な発酵食品の製造に利用され、主なものとしてはヨーグルトや乳酸飲料などが挙げられる。乳酸菌の発酵により、食品に酸味を主体とした味や香りの変化を与えるとともに、腐敗の原因となる他の微生物の繁殖を抑える。また、乳酸菌のうち特にラクトバシラス属は、ヒトの消化管内に常在し、これらは生体にとって有益な働きをしていると考えられ、「善玉菌」と表現される。 |
ノルアドレナリン | 副腎髄質から血液に放出されるホルモンとして機能する。アドレナリンと共に、心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させる。末梢神経系では交感神経における神経伝達物質として重要で、覚醒、睡眠やストレスに関する働き、注意、記憶や学習などにも影響すると考えられている。 |
ノロウィルス | 非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルス。カキなどの貝類の摂食のほか、感染者の便やおう吐物に接触したり飛散により二次感染し、小腸粘膜で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こす。60℃ 10分程度の加熱では病原性を失わず、塩素系殺菌剤や消毒用アルコールに対しても抵抗性がある。 |
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